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熱中症


夏休み中の稽古。
子供達が少し疲れているのを感じます。

「子供+夏休み=元気!」なんて単純に考えてしまいそうですが、
いつも以上に遊べる時間があって、生活が少し不規則になって、
大人の仕事に置き換えれば 繁忙期のような状態なのでしょうか。


先日、学校の部活動において 熱中症による死亡事故が相次ぎました。
学校側のコメントは「適切な対応はしていた」「あくまでも個人の健康上の問題」というものでした。

…これはこれで「必要な弁明」かと思います。

しかし我々が学ぶべきは、
「適切な対応」をしていても「起こる時は起こる」ということです。


合宿では大量のお茶を沸かして与えます。
塩分を補給するための飴も与えます。
冷却剤・携帯酸素も準備しています。
しかし「だから事故は起こらない」という訳ではないのです。

「個々の健康上の問題」が主な要因ならば、
個々の体力、様子を普段からよく把握しておくことが大切かと思います。


合宿も回を重ねると「慣れ」が出てきます。
「慣れ」は「油断」を生みます。


油断せず無事故で合宿を終えようと、改めて感じた次第です。